amenohinokodomo
「雨の日のこども」
スケッチブック・顔彩
イラストレーション
2020.3.10
こんにちは。今日は雨模様ですね。
こどもの頃は雨が結構好きでした。
傘を逆さにして雨を集めたり、水たまりで遊んだりと雨ならではの遊びを考えていました。
いつもの日常が一変するのも好きだったのかもしれません。
森のようちえんのお手伝いをしていて、「こども」と「森」というたまらなく大好きな組あわせの風景をたくさん見る機会に恵まれました。
森の倒木をシーソーにして遊んだり、木にロープを引っ掛けてブランコにしたり、
こどもの頃の夢や憧れを大人が形にして、こども達に届けていて本当に素敵な場所でした。
こどもの姿を思い出してイラストにしてみました。
キツネの子が現れて森で一緒に遊んでいたら、クマの子も現れて・・・。
物語のようにイメージを広げながら描くのは楽しい。
私は昔から絵本を描く仕事やイラストの仕事をしたいと思っていたのですが、
いつの間にか、流れのままにしていたら、図工や造形の先生の仕事をしていました。
とても楽しいお仕事で、子ども達、学生達とものづくりを通して関わりあうことは、
私にとって幸せな幸せな仕事でした。
子どもの姿から、自分自身の表現への思いも深まり、作ることも教えることも大切なものだということが分かりました。
7年間、色々な学校で美術の先生をしてきましたが、
「おっと、私・・・最近絵を描いてない。作ってない。」と感じることもしばしば。
「作る楽しさを感じていないのに、子どもや学生に伝えられるかな〜・・・」と思い悩むことも多々あって、今年は大学のお仕事も昨年で終わってしまったので、制作に勤しむことにいたしました。
物語を作ったり、絵を描いたり、テキスタイルを作ったりしたいなぁ。
好きなことをもっともっとしていたいなぁとシンプルに思ったのです。
こどもや親子のアトリエを始めたいという思いもあるのですが、
あれやこれやと手を出すのもどうなのかなぁと思ったり。
全て巡りあいかとも思うので、ここぞというタイミングや場所との出会いを少し待ちながら、
たくさん絵を描いて、作っていこうと思う今日この頃。
ということで、上のイラストはさっそく、パターンをつけて、プリントすることにしましたとさ。
「コットンリネン」とい生地でプリントすることにしました。
届くのが楽しみです♩
しかし、生地にするのってびっくりするくらい簡単なんですね。
型染めで染めることはものすごーく大変で手間がかかるからか、それと比べてプリントは「お手軽で誰もが簡単に作れるんだ!」と驚いてしまいました。
時代は進んでいるんですね・・・・。
でも、デザインをこだわって作れるのでそれもいいのかもしれません。
染色も大切にしつつ、イラストをテキスタイルにすることも、いろいろとやってみます♩
楽しみだ。
今日は、型染めの新しい型を作ろう。
ミモザをデザインしてみます。
どうぞ、お楽しみに♩