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丹波篠山アートフェスティバル「いらか」


9月14日から16日と21日から23日に行われた丹波篠山まちなみアートフェスティバルの「いらか」という展示に参加しました。

篠山の妻入商家群のまちなみの中で学生の作品や篠山ゆかりの作家の作品が並びました。

私も今回は所属している大学の学生として参加。

型染めの作品2点を展示しました。

母校である京都市立芸術大学や神戸大学の学生と共に展示して、色々な繋がりもできてよかったです。彫刻、日本画、漆、染色、インスタレーションと幅広く、さらには作家も日本、中国、チェコなど国際色にも飛んでいましたが、古い商家の空間が全てを包み込んでくれて、不思議と心地よい統一感を生み出してくれていました。このような空間で展示できたことを嬉しく思います。

と同時に、もっと制作を頑張らなければという良い意味で焦りのようなものも感じることができました。自分より若い作家たちに刺激をもらったのかもしれません。

作品に真摯に向き合う気持ちを最近少し忘れていたような気もします。

仕事を理由にしたり、環境を理由にしたり、でも結局、続けるのは自分の意思かも。

ワークショップに力を入れてきたけれど、今後は少し自身の制作にも力を入れたいなと思います。

卒業後は、神戸のアトリエに入りたいと思っていて、神戸の作家たちの中で、もう一度、制作に打ち込む日々を送ってみたいなという気持ちがふつふつ。

それと同時に、自分で「アトリエ」というか創作の場、人と人とが表現を通じて繋がれる場作りにも関心があって、その計画も思案中です。

先生という仕事を7年ほど続けてきて、ルーティーン化している毎日の中、もやもやした日々を数年送っていましたが、ここにきて、新たな挑戦、一からの挑戦のようなものに戻って、自分の「本気」を試してみたくなってきたのかもしれません。

長い間、海外へ行きたいという夢を持ちながら、実現には至らずにいたけれど、遠いものを追いかけるのではなく、目の前の場所に価値を見出してやれることがたくさんあるのではないか、身近な現実の中で、人の役に立てる方法を、積み上げてきた先生という仕事や染色や創作ということの中から、世の中に恩返しできる方法を、そして「自分」が何よりも幸せになる方法を、もっと正直に選び、向き合ってみたいという気持ちに変化している今日この頃です。

すっかり、熱く、長くなってしまいました。

読んでくれた方々ありがとうございます。

これからもsome :tecoの応援をよろしくお願いします。


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