こども型染めワークショップ@須磨&明石
兵庫こども文化振興協会の夏休み企画で「型染めワークショップ」講師をさせていただきました。
須磨と明石の二ヵ所の会場で21名の子どもたちに型染めのてぬぐいを自分の色で染めようというものです。
学生のボランティアさん、小学校の先生、振興協会の方々に助っ人をしていただきました。
いつもは一人か友達に手伝ってもらって開催していますが、こんなにたくさんの方に関わって、ワークショップを行うこともはじめてだったので、うれしい一方、ドキドキと少し緊張。
図工室のような場所で小学校の図工の時間を思い出して、「図工の先生」にもどったような一日でした。
「型染めって知ってる?」「染色ってやったことある?」と問いかけてみたら、ほとんどの子どもたちが初めてのようでした。
型染めの説明や、型染めに使うのりの紹介、のりおきデモンストレーションも行いました。
「どんなににおいがする?」「なにがはいっていると思う?」など、こどもたちに投げかけながら
ワークショップの導入を行いました。
「じゃあやってみよう!」ひととおりの説明を終えると「待ってました!」というように、
子どもたちは思い思いの自分の色にてぬぐいを染めていってくれました。
こどもたちの色使いはとってもステキ。
思いもよらない色使いをしてくれます。
葉っぱがまるで虹のような色だったり。
型は「some:teco」のデザインなのですが、こどもたちの色使いで、
それぞれに個性的な色彩のてぬぐいを作り上げてくれました。
今回は初のアンケートもお願いしました。
「伝統工芸のイメージは?」はとちょっとむずかしい質問にも、
「すごい」「ぎじゅつがある」「かっこいい」などちゃんと答えてくれました。
「とても楽しかった」や「楽しかった」とみんな答えてくれて安心しました。
また昨年kavcのワークショップに参加してくれていた兄弟が今年も参加してくれたことがなにより嬉しいできごとでした。昨年染めたてぬぐいをチラリと見せてくれました。うれしいな。
今年はもっと上手になっていました。
子どもたちの成長を感じられるとっても嬉しいワークショップとなりました。
参加してくださったこどもたち、親御さん、スタッフの皆さん、ボランティアさん。
たくさんのサポートしてくださった方々に感謝です。